2014-10-12 23:56:27 (9 years ago)
フランク・ロイド・ライトの高弟である建築家、遠藤新が設計し神奈川県葉山町の加地邸、築86年になる圧倒的な存在感の建築が今月から一般公開された。
大谷石と木材を中心に作られた歴史的価値も非常に高い内外の佇まい、構造のなかに美しさや遊び心、当時の日本の個人邸宅では考えられない機能美が随所に凝縮された素晴らしい建築、その中に身を置いているだけでその存在感がシャワーでも浴びてるように全身を覆ってくる。
建物内の写真撮影等は禁止されていたため写真は外観のみ。
内部の印象的なところは残念ながら・・コメントも自粛。
こちらは建物の全体像
基本的にこの建物は木と大谷石で作られている、当然ながら窓枠や張りなども木製
四角い建物の一部は45度傾いて手前が角の先端になっている。
86年前の日本建築であるということを忘れてしまいそうなセンスを感じる。
ここは建物内に入れば建築に対して平面ではないぶん奥行きの広い今で言うリビング空間。
まさに空間のありかたを考慮した上で生まれた機能美である、素晴らしい。
逆に現代以上に、こういった創造性や遊び心などクリエイティブな表現が可能な時代だったのかもしれない。
他にも多々そのような印象を受けた室内だった。
数字やスペック、設備で評価される現代建築とは違い、ちょっとめんどくさかったり、非合理的な部分、やたら大きくて、やたらミニマムだったりすのだが
心や感覚で心地よく感じるよう全てが計算し尽くされた贅沢の極みともいえる素晴らしい空間。
プロジェクトの担当者の方お話することができ、現在この建築は葉山町で管理されているが、今後どのように扱うか未定のようだ。
今回の一般公開でいろいろな意見を聞きながら、この建物にとって良い未来を考えてたいとおっしゃっておりました。
この素晴らしい建築、次の世代、それ以降の後世へも受け継がれように!
大谷石と木材を中心に作られた歴史的価値も非常に高い内外の佇まい、構造のなかに美しさや遊び心、当時の日本の個人邸宅では考えられない機能美が随所に凝縮された素晴らしい建築、その中に身を置いているだけでその存在感がシャワーでも浴びてるように全身を覆ってくる。
建物内の写真撮影等は禁止されていたため写真は外観のみ。
内部の印象的なところは残念ながら・・コメントも自粛。
こちらは建物の全体像
基本的にこの建物は木と大谷石で作られている、当然ながら窓枠や張りなども木製
四角い建物の一部は45度傾いて手前が角の先端になっている。
86年前の日本建築であるということを忘れてしまいそうなセンスを感じる。
ここは建物内に入れば建築に対して平面ではないぶん奥行きの広い今で言うリビング空間。
まさに空間のありかたを考慮した上で生まれた機能美である、素晴らしい。
逆に現代以上に、こういった創造性や遊び心などクリエイティブな表現が可能な時代だったのかもしれない。
他にも多々そのような印象を受けた室内だった。
数字やスペック、設備で評価される現代建築とは違い、ちょっとめんどくさかったり、非合理的な部分、やたら大きくて、やたらミニマムだったりすのだが
心や感覚で心地よく感じるよう全てが計算し尽くされた贅沢の極みともいえる素晴らしい空間。
プロジェクトの担当者の方お話することができ、現在この建築は葉山町で管理されているが、今後どのように扱うか未定のようだ。
今回の一般公開でいろいろな意見を聞きながら、この建物にとって良い未来を考えてたいとおっしゃっておりました。
この素晴らしい建築、次の世代、それ以降の後世へも受け継がれように!