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Corra! PUNTO | フィアットプント | そば打ち日記 | ::石臼がやってきた!

        

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石臼がやってきた!
先月オーダーした石臼がようやく届きました。

石臼購入にあたり複数候補がありまして、大きく分けると

1)安く気軽に使えるもので、とりあえず石臼製粉を経験できるもの

2)プロレベルの高価なもので一生モノ(実際は違うんでしょうけど)として長く使えるもの。

ここで悩み、それぞれの中にも複数候補がありどれが良いのか・・・

さらに電動の小さな石臼、製粉機と・・・なかなか定まらず検討から八ヶ月も掛かってしまった。


最終的には2)にすると決め、3つの石臼屋さんから絞り込みオーダーすることに。

今回は当初から気になっていた「蕎楽」さんの石臼に決めました。

もともと細部まで仕上がっている石臼なので、ピンポイント特性の粉になりそう・・

そこが気がかりでしたが・・・結局は自分で目立てをすることになるので良しとした。

無論「蕎楽」さんは粉の販売もして頂けるので、実際に頼んで試し納得済みなのだ。


今回決めた最大の理由は、臼の中心棒周りの構造が他とは違い業務用の電動大型石臼に

引けを取らない「MCナイロン」という樹脂を使っているところが最大のポイントでした。

主な特徴は経年劣化で起る軸のブレが少なく安定して長く使える

コストは最小限に押さえました・・・という作り手の思いが伝わる拘り。

また、数回質問のお問い合わせをさせていただいた際の対応が好印象だったこと

こちらも決め手になりました。

個人的にこういった拘り、モノ作りの精神が好きなんです。



さて、昨晩届き夜も遅く成りそうだったので、本日開梱しセットしました!

こんな感じです〜石臼の直下の台は粉受けになっています。



その下のテーブルは今朝急遽買って来たIKEAのアウトドア用

以前紹介した、こね鉢台は、このテーブルを改造して使ってたものです。

雰囲気もなかなか良い感じです(^^)


こちらは、粉受台ですが結構しっかりとクリアーコーティングされていますので

白木とは違い艶やかです。



中央付近の左右にある突起は・・・・

石臼の裏側の穴とあわせ固定させるためのものです。



石臼の裏側はこんな感じ。



実際に臼を回してみると、何度か動いたようだが、コレのお陰でとても安定するようです。


次は・・・これが噂の「MCナイロン」を使った軸です。

こちらが下石側で・・・



下の写真は上石ようのものをパコっと乗せた状態



見た目だけでも金属と石の組み合わせよりも安心できます。

長持ちしそうな気がしてくる・・・長く使いたいと思えばこそ重要なポイント


次は目立ての感じです



他の写真と比較すると良く解りますが、外側に向かって細かな溝になっています。

きっと、ここで最終的な粉の細かさが決まるんでしょうね〜


ということで、早速粉を挽いてみましょうかね・・・

初めてなので、あまり良く解ってません・・・

YouTubeで「蕎楽」さんのムービあるので参考にして・・・

まずは下臼に丸抜きを円状においてみました。



位置的にこれで良いのか半信半疑だが・・・まずはやってみよう。


次に上臼を乗せて・・・くぼみに丸抜きを入れて準備完了



さ〜〜ゆっくりと回しはじめます

ゴロゴロと挽かれてゆくのが感触に伝わってきます



お〜〜出てきました!

白い粉や甘皮など、少しずつ出てきます・・・

今回は500gなので・・・40分位で全て挽き終わりました。


こちらが24メッシュを通過した粉です。

万遍なく甘皮も含まれ粗い粉も混ざってますね〜・・あたりまえか。



そしてこちらが通らなかったもの



これはミルサー製粉経験者からすると、少し驚きでした!

なんと外皮が奇麗に剥かれているではありませんか!

知ってる人には普通なんでしょうけど、初心には感動的な光景です。

素晴らしいではないか!


この中には、上臼から落してしまった丸抜きも混ざっているので・・・

もう一度、臼にかけてみました。

こんなの入れて良いのか・・・半信半疑だったので穴に入れる量は多めに・・・


最終的に粉とし出来上がったのが450g弱なので・・・

歩あまりは・・10%程のようです。

ミルサー比べ、かなり効率的で無駄のない粉生成率です、素晴らしい!

今回は50gの繋ぎを入れて1:9で打ってみました。



さあ〜出来ました初めて自分で挽いた粉で打った蕎麦です。

実は二次加水が多すぎて練り過ぎ、ちょっと失敗・・・少しだがねっちょり感が・・・



だいたい30メッシュ相当の粗挽きと同じような感じですね



拡大すると、こんな感じです。

赤、茶、緑の星(甘皮)、粗い欠片状のものが万遍なく散らばっています。

表面は透明感があり、細かい粉も多く含まれ密度の高い印象

口の中でも、その印象は同じで比較的粗さを感じないスッキリ感があります。


味、香りはというと・・・

これはですね〜事前に粉を頼んだこともあるのでイメージ出来るのですが

濃厚で香り高く旨味が凝縮された、とっても味わい深いものです!

あ〜美味しいな〜〜

ん〜〜いい感じです〜〜素晴らしい〜〜


これはとっても美味しいのですが、比較的個性的なので

甘皮と少なくしたり、もっと粗いものを混ぜてみたり・・

変化を付けて楽しみたいと思います。


除々にこの感じにも変化が出て来るのでしょう

いずれ「たたき」で目の調整もすることになるので

この石臼の基本として、しっかりと覚えておきたいものです。